二段階認証をかけておく|名古屋市北区のパソコンショップエムズ
「パソコンを安全に使うための10のこと」の第8回は、二段階認証です。前回のパスワードと対になる話で、こちらを入れておくとパスワードが漏れても入られません。効果の大きさのわりに、設定は一度きりで済みます。
何をするしくみか
パスワードを入れたあと、もうひとつ確認を足すしくみです。スマートフォンに届いた数字を入れる、アプリに出ている数字を入れる、届いた通知で「はい」を押す。どれも数秒の作業です。
大事なのは、この二つ目が手元にある物に結びついている点です。パスワードは離れた場所からでも試せますが、お手元のスマートフォンは離れた相手には触れません。だからパスワードが漏れても止められます。
どこから設定するか
全部にかける必要はありません。順番としては次のとおりです。
- メール(Gmail、Outlook、プロバイダのメールなど)── 前回書いたとおり、ここが玄関です
- ネットバンキング── すでに必須になっていることが多いですが、設定を確認してください
- よく使う通販サイト── カード情報が登録されているところ
設定場所の名前はサービスによって違い、「セキュリティ」「ログインと保護」「アカウントの保護」などの中にあります。「2段階認証」「2段階認証プロセス」「多要素認証」といった言葉を探してください。
設定するときに、必ずやっておくこと
ここが抜けると、あとで困ります。二段階認証を設定すると、回復コード(バックアップコード)と呼ばれる予備の番号が表示されることがあります。これは必ず控えて、紙でも構わないので保管してください。
スマートフォンを機種変更したり、なくしたり、壊したりしたときに、この予備の番号がないと自分も入れなくなります。店頭でも「スマホを替えてから入れなくなった」というご相談をいただきますが、ここが原因であることがほとんどです。
よくあるご質問
毎回入力するのは面倒ではありませんか
多くのサービスには「このパソコンでは次回から省略する」という選択肢があります。ご自宅のパソコンでそれを選んでおけば、毎回聞かれるわけではありません。知らない端末からログインされたときにだけ働きます。
スマートフォンを持っていません
SMSの代わりに、固定電話への自動音声や、別のメールアドレスを使える場合があります。サービスによって用意されている方法が違うので、何が選べるかを一緒に見ることもできます。
二段階認証にしたら、かえって入れなくなりませんか
その心配はもっともで、実際に起きるのは「予備の方法を用意していなかった場合」です。回復コードを控えておく、予備の連絡先をもうひとつ登録しておく。この二つをしておけば、スマートフォンが手元になくても入れます。設定のときに一緒にやってしまうのが確実です。
ご自分での対処に不安があるときは
設定の場所が見つからない、途中で分からなくなった、というときは、名古屋市北区清水の店頭でご相談いただけます。場所と営業日は店舗案内をご覧ください。お持ち込みが難しい場合は、ご自宅や事務所へうかがうパソコンの出張サポートも行っています。出張料は名古屋市内が税込5,500円、名古屋市に接する市町村が税込11,000円で、作業料金のめやすは出張サポートのページに一覧で出しています。
「毎回呼ぶほどではないけれど、ちょっとしたことを聞ける相手がほしい」という方には、月額のエムズ安心サポート(月額2,200円・税込/1回60分・月3回まで)をご用意しています。ウイルス対策そのものをお探しでしたら、クラウド型のWEBROOT(月額550円・税込)もあります。
セキュリティ全般の考え方と当店での対応はパソコンのセキュリティに、すでに症状が出てしまっている場合はパソコン修理にまとめています。心配なときは、直す前にまずご相談ください。
パソコンを安全に使うための10のこと
店頭でお客様にお伝えしている内容を、10回に分けて書いています。
⑧ 二段階認証をかけておく(いまご覧の回)
