電話で言われるまま遠隔操作ソフトを入れない|名古屋市北区のパソコンショップエムズ
「パソコンを安全に使うための10のこと」の第5回は、遠隔操作です。第4回の偽警告とひと続きの話で、実際に被害が出るのは、たいていこの段階です。
なぜ遠隔操作が使われるのか
電話口で「状態を確認しますので、この画面の指示どおりに進めてください」と言われ、あるソフトを入れさせられます。入れた瞬間、相手の手元からこちらのパソコンが動かせるようになります。あとは画面を見ながら、必要な情報を集めたり、操作をさせたりできます。
やっかいなのは、使われるソフトそのものは、まっとうな製品だということです。悪いソフトではないので、ウイルス対策ソフトも止めません。道具に罪はなく、誰の指示で入れたかがすべてです。
見分け方は「どちらから連絡したか」です
技術的な見分け方を覚える必要はありません。基準はひとつだけで十分です。
- 自分が、自分で調べた連絡先に連絡した → 相手は本物の可能性が高い
- 画面に出た番号にかけた、向こうからかかってきた、メールやSMSのリンクから入った → まず疑う
当店でも、ご依頼をいただいたうえで遠隔からのサポートを行うことがあります。その場合も、お客様からご連絡をいただき、何をするかをご説明してから始めます。こちらから突然お電話して、その場でソフトを入れていただくことはありません。
入れてしまった、操作を許してしまったときの順番
- 通信を切る。Wi-Fiを切るか、LANケーブルを抜きます。まず相手の手を離させます。
- 支払いをしたなら、その窓口に連絡する。クレジットカードやコンビニで支払った場合は、カード会社や各社の窓口に状況を伝えてください。早いほど打てる手があります。
- パスワードを変える。とくにメールとネットバンキングです。操作を許したパソコンではなく、別のスマートフォンなどから変えてください。
- 入れたソフトを消し、中を確認する。何が残っているかは見ただけでは分かりません。ここからは無理をせず、お持ちください。
「大げさにしたくない」とためらわれる方が多いのですが、順番を守って早く動くほど被害は小さくなります。恥ずかしい話ではありません。店頭でも日常的にうかがっている内容です。
よくあるご質問
お金は払っていません。それでも見てもらったほうがよいですか
見せていただいたほうが安心です。支払いがなくても、遠隔でつながった間に何かが仕込まれている場合があります。何も見つからなければ、それが確認できたということです。
初期化すれば消えますか
多くの場合は消えますが、初期化するとデータも消えます。残したいものがあるなら、先に取り出す作業が必要です。進め方はパソコン修理のページをご覧いただくか、お電話でご相談ください。
ご自分での対処に不安があるときは
遠隔操作を許してしまった、何を入れたか分からない、というときは、名古屋市北区清水の店頭でご相談いただけます。場所と営業日は店舗案内をご覧ください。お持ち込みが難しい場合は、ご自宅や事務所へうかがうパソコンの出張サポートも行っています。出張料は名古屋市内が税込5,500円、名古屋市に接する市町村が税込11,000円で、作業料金のめやすは出張サポートのページに一覧で出しています。
「毎回呼ぶほどではないけれど、ちょっとしたことを聞ける相手がほしい」という方には、月額のエムズ安心サポート(月額2,200円・税込/1回60分・月3回まで)をご用意しています。ウイルス対策そのものをお探しでしたら、クラウド型のWEBROOT(月額550円・税込)もあります。
セキュリティ全般の考え方と当店での対応はパソコンのセキュリティに、すでに症状が出てしまっている場合はパソコン修理にまとめています。心配なときは、直す前にまずご相談ください。
パソコンを安全に使うための10のこと
店頭でお客様にお伝えしている内容を、10回に分けて書いています。
⑤ 遠隔操作ソフトを入れない(いまご覧の回)
