パスワードを使い回さない|名古屋市北区のパソコンショップエムズ
「パソコンを安全に使うための10のこと」の第7回は、パスワードです。難しい話にしてしまうと誰も続けられないので、本当に効く一点だけをお伝えします。使い回さないこと、これだけです。
なぜ使い回しがいけないのか
どこかのサービスから、利用者のIDとパスワードがまとめて外に出てしまうことがあります。自分がどれだけ気をつけていても、相手側で起きるので防げません。
出てしまった組み合わせは、ほかのサービスでも片っ端から試されます。もし同じものを使い回していれば、そこも開きます。1か所の事故が、メールにも通販にも広がるのはこのためです。逆に言えば、全部違っていれば、被害はその1か所で止まります。
まず、メールのパスワードだけを別物にする
全部をいきなり変えようとすると、たいてい続きません。最初の一歩としておすすめしているのは、メールのパスワードだけを、どこにも使っていないものに変えることです。
理由は単純で、多くのサービスはパスワードを忘れたときメールで再設定します。つまりメールを取られると、そこから芋づる式にほかも開けられてしまいます。メールは家でいう玄関の鍵です。ここだけは専用のものにしてください。
強さは「長さ」で決まります
記号や数字を無理に混ぜて覚えられなくなるより、長くするほうが実用的です。意味のある言葉を三つか四つつなげて、間に数字をひとつ挟む、といった作り方で十分に長くなります。自分だけが分かる組み合わせにしてください。
作り方と管理のしかたはパスワードの作り方と管理|使い回しをやめるための実践手順に詳しく書いています。
覚えられない、という方へ
覚えようとしなくて構いません。現実的な選択肢は三つあります。
- ブラウザに保存させる。EdgeやChromeの保存機能を使います。手軽ですが、パソコン自体のログインを他人に使われない状態にしておくことが前提です。
- 専用の管理ソフトを使う。ひとつの合言葉で全部を管理します。いちばん安全ですが、最初の設定に少し手間がかかります。
- 紙に書いて、家の中の決まった場所にしまう。古い方法のようですが、ネットの向こうの相手には盗めません。持ち歩かないことが条件です。
どれが良いかは、お使いになる方の年齢やご事情で変わります。離れて暮らすご家族のパソコンであれば、三つ目が現実的なこともあります。
よくあるご質問
定期的に変えたほうがよいですか
意味もなく期限で変えると、かえって単純なものになりがちです。変えるべきなのは、漏れたと知らせが来たとき、怪しい画面に入力してしまったとき、心当たりのないログイン通知が来たときです。
パスワードが分からなくなって、ログインできません
多くのサービスは再設定ができます。ただし、その再設定メールが届くメールアドレスを使える状態であることが前提です。そこから詰まっている場合は、店頭で一緒に手順をたどることもできます。
ご自分での対処に不安があるときは
どれを変えればよいか分からない、設定の画面までたどり着けない、というときは、名古屋市北区清水の店頭でご相談いただけます。場所と営業日は店舗案内をご覧ください。お持ち込みが難しい場合は、ご自宅や事務所へうかがうパソコンの出張サポートも行っています。出張料は名古屋市内が税込5,500円、名古屋市に接する市町村が税込11,000円で、作業料金のめやすは出張サポートのページに一覧で出しています。
「毎回呼ぶほどではないけれど、ちょっとしたことを聞ける相手がほしい」という方には、月額のエムズ安心サポート(月額2,200円・税込/1回60分・月3回まで)をご用意しています。ウイルス対策そのものをお探しでしたら、クラウド型のWEBROOT(月額550円・税込)もあります。
セキュリティ全般の考え方と当店での対応はパソコンのセキュリティに、すでに症状が出てしまっている場合はパソコン修理にまとめています。心配なときは、直す前にまずご相談ください。
パソコンを安全に使うための10のこと
店頭でお客様にお伝えしている内容を、10回に分けて書いています。
⑦ パスワードを使い回さない(いまご覧の回)
