中古パソコンにCD・DVDのドライブは付いているか|買う前の確認と、無かったときの三つの方法【名古屋市北区・パソコンショップエムズ】
「中古パソコンを買ったら、年賀状ソフトのディスクが入れられなかった」「写真を焼いたCDが読めない」── 名古屋市北区のパソコンショップエムズでも、この時期になると似たご相談をいただきます。原因はパソコンの故障ではなく、その機種にCD・DVDを入れるドライブ(光学ドライブ)が最初から付いていないことがほとんどです。
いま中古で出回っている機種の多くは、会社で使われていた法人向けのノートパソコンです。薄く軽く作るために光学ドライブを省いた機種が増えていて、見た目では判断しづらくなっています。この記事では、買う前にどこを確認すればよいか、付いていなかったときにどうするかを、順番に整理します。
まず結論:付いている機種と付いていない機種が混ざっている
中古パソコンの光学ドライブは、「新しいから付いていない」「古いから付いている」と年式で割り切れるものではありません。同じシリーズ・同じ型番でも、注文時の構成でドライブ有り・無しが分かれている機種があります。たとえば12.1型クラスのモバイルノートは非搭載が主流ですが、Panasonicのレッツノート SVシリーズのように、小さな本体にドライブを収めた構成が用意されているシリーズもあります。
そしてもうひとつ、知っておいていただきたいことがあります。当店のオンラインショップの商品ページには、光学ドライブの欄がありません。CPU・メモリ・ストレージ・画面サイズ・OS・Officeは書いていますが、ドライブの有無は掲載項目に含めていないのが現状です。ディスクを使う予定がある方は、商品ページを見ただけで判断せず、店頭かお問い合わせで確認してください。これは不便をお詫びすべき点で、隠しているわけではありません。
そもそも、何にディスクを使う予定ですか
確認の前に、ご自身の用途を棚卸ししておくと判断が早くなります。「あったほうが安心」で選ぶと、使わないドライブのために機種の選択肢を狭めてしまうことがあるからです。
ディスクでしか手元にないもの
- 年賀状ソフト・家計簿ソフトなど、パッケージ版(ディスク版)でしか持っていないソフト
- 業務で使う専用ソフトのCD-ROM。メーカーからダウンロード版が出ていない古いものは要注意です
- 写真店や自分で焼いた写真CD・DVD、ビデオをDVDにしたもの
- 音楽CD。パソコンに取り込んで聴く・スマホに移す使い方をしている場合
- プリンターや周辺機器に付いてきた付属ディスク
ドライブがなくても済むもの
- 年賀状ソフトや事務ソフトの多くはダウンロード版が用意されています。新しく買い直すなら、こちらを選ぶとドライブが不要になります
- プリンターのドライバーは、いまはメーカーのサイトからダウンロードするのが標準です。付属ディスクは基本的に使いません(プリンター・複合機がつながるかの確認はこちら)
- 写真や書類の受け渡しは、USBメモリ・SDカード・クラウド・スマホ経由で済むことが増えました
つまり、「過去のディスクを読む必要があるか」が分かれ目です。これから先の受け渡しだけならドライブは要りません。
搭載・非搭載の傾向
あくまで傾向で、1台ずつ違います。目安としてご覧ください。
| 機種のタイプ | 光学ドライブ | 補足 |
|---|---|---|
| 12〜14型の薄型モバイルノート | 非搭載が多い | 持ち歩き前提のため省かれがち。ただしドライブ搭載の構成が用意されているシリーズもあります |
| 15型クラスのA4ノート | 搭載していることがある | 本体の右側面か左側面に薄いスリットがあれば搭載機です |
| デスクトップ(タワー・スリム型) | 搭載していることがある | 前面にトレイかスリットがあります。空きベイだけの機種もあります |
| 一体型(画面と本体が一つ) | 機種差が大きい | 側面に薄いスリットがあるかどうかで分かります |
当店の在庫は、会社で使われていた持ち運び用のノートパソコンが中心です。そのため非搭載の機種のほうが多く、ドライブ付きは入荷のタイミング次第になります。在庫はすべて1点限りで入れ替わりますので、ドライブ付きをお探しの場合は先にお問い合わせいただくほうが確実です。
買う前にできる確認、4つ
1. 本体の側面・前面にスリットがあるか見る
ノートパソコンなら、キーボードの横ではなく本体の厚みの部分を見てください。幅12cmほどの細い切れ込みと、小さな丸い穴(強制排出用)、取り出しボタンが並んでいれば搭載機です。デスクトップは前面にトレイかスリットがあります。何もなければ非搭載です。見分けはこれが一番早いので、現物を見て買える店で選ぶ利点のひとつです(来店から使い始めまでの流れはこちら)。
2. 「書いていない」を前提に聞く
前述のとおり、当店の商品ページには光学ドライブの欄がありません。中古パソコンの販売サイトは店によって掲載項目が違い、書いていないから付いていない、とは限りません。必要なら必ず確認する。これが確実です。
3. 「読むだけ」か「焼きたい」かを伝える
ドライブと言っても種類があります。やりたいことを先に伝えていただくと、話が早くなります。
| 種類 | できること | こんな方に |
|---|---|---|
| CD/DVD-ROM | 読み込みのみ | ソフトを入れたい、写真CDを見たいだけの方 |
| DVDスーパーマルチ | CD・DVDの読み込みと書き込み | データや写真をDVDに焼いて渡したい方 |
| Blu-ray | 上記に加えてBlu-rayの読み込み・書き込み | 録画したBlu-rayを扱いたい方。中古の法人向け機種では数が少ないです |
なお、DVDに焼く作業はWindowsの標準機能でもある程度できますが、映像用DVDの作成や、ラベル印刷まで含めた作業には別途ソフトが必要になることがあります。
4. ディスクのほうの状態も思い出しておく
読めない原因がディスク側にあることもあります。20年前に焼いたCD-Rは、保管状態によってはどのパソコンでも読めません。どうしても中身を取り出したいディスクがある場合は、そのディスクをお持ちいただいたほうが話が早いです。パソコンを買い替えても解決しないケースを、先に切り分けられます。
付いていなかったときの三つの道
外付けのドライブをつなぐ
いちばん現実的な方法です。USBでつなぐ薄型の外付けドライブは広く流通しており、本体にドライブが無い機種でも、つなげばCD・DVDを読めるようになります。確認しておきたいのはパソコン側の端子です。長方形のUSB(Type-A)か、小さな楕円形のUSB Type-Cか、機種によってどちらが空いているかが違います。手持ちの外付けドライブを使う予定がある場合は、そのドライブと、お選びになるパソコンの端子が合うかを見ておいてください。端子まわりの考え方はいま使っている周辺機器がつながるかの記事にまとめています。
ほかのパソコンで中身を移しておく
読みたいディスクが数枚なら、ドライブ付きのパソコンで中身をUSBメモリやクラウドにコピーしてしまうのが手堅い方法です。一度データにしてしまえば、以後ドライブは不要になります。ご家族や職場に1台あれば、それで済むことも多いです。
ダウンロード版に切り替える
年賀状ソフトのように毎年新しい版を買うものは、この機会にダウンロード版へ切り替えてしまうのも手です。年末年始に向けた買い替えの考え方でも触れましたが、使う予定のソフトが新しいWindowsで動くかどうかも、先に確かめておくと安心です。
どれが向いているかは、お持ちのディスクの枚数と内容で変わります。判断に迷うときは店頭でご相談ください。ご自宅での作業が必要な場合は出張サポート(名古屋市内5,000円/愛知県内10,000円・いずれも税抜)でも伺えます。
ドライブが付いていても、確認しておきたいこと
光学ドライブは機械で動く部品です。何年も会社で使われてきた機種では、本体がしっかりしていてもドライブの読み取りだけが弱っていることがあります。ここは正直にお伝えしておきます。
当店では全台を起動して、キーボードや端子まで動作を確認してからお出ししていますが、ディスクの読み書きの専用テストは検品項目に含めていません。SSDやドライブの書き込みテストを行っていないのは以前からの方針です。そのかわり、通常のご使用の中で不具合が出た場合は保証の範囲で対応いたします。ディスクの読み込みが用途の中心にある方は、ご購入前に店頭でご相談ください。
エムズの中古パソコンの前提
当店はもともと法人向けOA機器の販売が本業で、お客様も法人が多い店です。そのため、会社で毎日使って耐えられないような低スペックの機種は、そもそも仕入れていません。リユースパソコンへの一番の不安は「安いけれどすぐ壊れるのでは」という点だと思いますので、入口の基準を公開しています。
| 項目 | 基準 |
|---|---|
| CPU | Core i5 以上のみ |
| 世代 | 第10世代以降が中心(第8世代などは格安でご提供) |
| メモリ | 8GB 以上 |
| ストレージ | SSD搭載。256GB以上を中心に仕入れています |
| 検品 | 全台を起動し、キーボード・端子まで動作を確認(書き込みテストは行っていません) |
| 在庫 | すべて1点限り |
保証は次のとおりです。
| 保証 | 費用 | 内容 |
|---|---|---|
| 標準 | 全台1か月 | 通常のご使用の中で機器のトラブルが起きた場合は、無償で修理または交換 |
| 1年保証 | パソコン代金の+5% | 5万円の機種なら+2,500円 |
| 3年保証 | パソコン代金の+10% | 5万円の機種なら+5,000円 |
在庫と価格帯は名古屋の中古パソコン販売のご案内にまとめています。ドライブの有無のように商品ページだけでは分からない点は、こちらからお問い合わせいただくか、店舗で実機をご覧ください。
よくあるご質問
光学ドライブ付きの在庫はありますか
在庫は1点限りで日々入れ替わるため、「常にあります」とはお答えできません。お探しの条件をお伝えいただければ、いまの在庫の中から該当するものをご案内します。
手持ちの外付けドライブを持ち込んで相談できますか
ご相談いただけます。現物をお持ちいただくほうが、端子や相性の確認が確実です。なお当店は10坪ほどの小さな店で、基本はスタッフ1名で対応しています。込み合う時間帯もありますので、確認にお時間をいただく場合はご容赦ください。
いま使っているパソコンのDVDドライブが読めなくなりました。修理できますか
状態によります。ドライブの交換で直るものもありますし、ディスク側の劣化が原因のこともあります。詳しい診断はお預かりして技術者が行いますので、店頭で即答できない場合があります。パソコン修理のページに、部品交換の進め方と日数の目安を載せています。部品の在庫があればすぐ、取り寄せになる場合は1週間程度が目安です。
買ったパソコンに、あとからドライブを内蔵できますか
薄型のノートパソコンでは基本的にできません。デスクトップで空きベイがある機種なら可能な場合があります。あとから足せる部分と足せない部分についてはメモリ・SSDの増設と変えられない部分の見極め方をご覧ください。
まとめ
光学ドライブは、必要な方にははっきり必要で、不要な方にはまったく使われない部品です。だからこそ「自分は過去のディスクを読む必要があるか」を先に決めてしまうと、機種選びが一気に楽になります。
- 薄型のノートは非搭載が多い。同じシリーズでも構成で分かれる
- 当店の商品ページにはドライブの欄がないので、必要なら必ず確認する
- 本体の厚みの部分に細いスリットがあれば搭載機
- 無くても、外付け・事前のコピー・ダウンロード版で回避できる
名古屋市北区清水の店舗では、実機を見ながらこうした確認をしていただけます。ディスクを使う予定があるかどうかを含めて、用途からご相談ください。
