中古パソコンの商品ページ、仕様表の16項目はこう読む|「—」は「無い」ではありません【名古屋市北区・パソコンショップエムズ】
名古屋市北区のパソコンショップエムズです。中古パソコンを探していて、商品ページの下のほうにある表(仕様表)を見たことがあるかと思います。エムズのオンラインショップでは、1台ごとにこの表が付いていて、全部で16項目あります。
この表、上の数行だけ見て決めてしまう方が多いのですが、下のほうに並んでいる項目のほうが「あとで困るかどうか」を左右します。しかも、商品によっては空欄(「—」)になっていることがあり、そこを「無い」と読んでしまうと選び方を間違えます。
この記事では、2026年11月4日時点の在庫68台を1台ずつ数えた内訳を出しながら、16項目のどこをどう読むかを説明します。リユースパソコンは1台ごとに中身が違うので、表の読み方を知っておくと、現物を見るときの質問が具体的になります。
仕様表には、上から順にこの16項目が並んでいます
まず全体像です。次の順番で表が組まれています。
| 項目 | 書かれていること | 読むときの注意 |
|---|---|---|
| 商品番号 | aa00000 形式の管理番号 | お問い合わせのときはこれを伝えると早い |
| 製造番号 | メーカーが本体に打っている固有番号 | 1点物であることの証明。68台すべてに入っている |
| 種類 | ノートPC/デスクトップ | 在庫はノート64台・デスクトップ4台と大きく偏る |
| メーカー / 型番 | Panasonic CF-SV8 など | 型番でメーカーの仕様ページを調べられる |
| CPU | Core i5-8365U など | 数字の後半(世代)を必ず見る |
| メモリ | 8GB/16GB など | あとから増やせる機種とそうでない機種がある |
| ストレージ | SSD256 など | 数字は容量(GB)。SSDかHDDかもここ |
| 画面 | インチ数と解像度 | 解像度の記載がない場合は現物で確認 |
| OS | Windows 11 Pro など | 在庫は67台がPro、1台がHome |
| Office | Office2024/Office2019 など | 版の数字まで。エディション名は書いていない |
| 光学ドライブ | DVDマルチ/無/— | DVDが要る方はここが最重要 |
| 無線LAN | 有/無/— | Wi-Fiの規格(世代)までは書いていない |
| カメラ | 有/無/— | オンライン会議をする方はここ |
| テンキー | 有/無/— | 数字入力が多い事務用途はここ |
| ACアダプター | 付属/— | 「付属」なら充電器が付いてくる |
| 保証 | お渡しから1か月間の動作保証 | 68台すべて同じ内容(最大3年まで延長可) |
価格は表の外、商品名のすぐ下に出ています。11月4日時点では29,800円〜143,000円、中心は6万円台でした。
上の6項目は「使えるかどうか」を決める
CPU・メモリ・ストレージ・画面・OS・Office の6つは、買ってから変えにくい部分です。
CPUとメモリ ── 世代と数字を分けて読む
CPUは「Core i5-8365U」のように書かれています。i5/i7 の部分よりも、ハイフンの後ろの数字(この例なら8=第8世代)を先に見てください。エムズの在庫は第10世代以降が中心で、第8世代のものは価格を下げて出しています。世代の考え方は中古パソコンのCPUはどう選ぶかに書きました。
メモリは11月4日時点で8GBが45台、16GBが17台、4GBが3台、12GBが1台、記載なしが2台でした。表計算とブラウザが中心なら8GB、画像や動画を扱うなら16GBという分け方で大きく外しません(メモリは8GBで足りるのか)。
ストレージと画面 ── 数字の意味を取り違えない
ストレージ欄の「SSD256」は、SSDで256GBという意味です。在庫の内訳は256GB相当が52台、512GBが7台、240GBが3台、128GBが3台、SSD256+HDD1TBの併載が1台、記載なしが2台。容量の決め方はSSDは256GBで足りるのかで確認できます。
画面はインチ数が書かれていますが、解像度まで書かれていない商品もあります。文字の大きさや作業領域の広さは解像度で決まるので、空のときは現物を見るのが確実です(画面は何インチ・どの解像度を選ぶか)。
OSとOffice ── 版の数字から先が分かる
OSは11月4日時点で68台のうち67台がWindows 11 Pro、1台がHomeです。もともと法人で使われていた機種が多いためで、個人で使ううえでProが不利になることはありません(WindowsはほぼProです)。
Officeは2024が41台、2019が25台、2021が1台、「なし」が1台でした。2019はサポートが2025年10月14日に終了しているため、長く使う前提なら2024のほうが無難です(Officeの2019と2024で何が違うか)。表には版の数字しか入っていないので、PowerPointやOutlookが必要な方は、どのエディションが入っているかを現物でご確認ください。
見落としやすいのは、下の5項目です
光学ドライブ・無線LAN・カメラ・テンキー・ACアダプター。この5つは、買ったあとに「無かった」と気づくと足すのに手間がかかります。そして、ここが空欄の商品が実際にかなりあります。11月4日時点の68台を数えた結果です。
| 項目 | 有・付属 | 「無」 | 「—」 |
|---|---|---|---|
| 光学ドライブ | 4台 | 37台 | 27台 |
| 無線LAN | 38台 | 3台 | 27台 |
| カメラ | 37台 | 3台 | 28台 |
| テンキー | 4台 | 36台 | 28台 |
| ACアダプター | 48台 | 0台 | 20台 |
光学ドライブの4台はいずれもDVDマルチ、ACアダプターの48台は「付属」の表記です。数えてみて分かったのは、68台のうち20台は、この5項目がすべて「—」になっているということ。およそ3割です。
「—」は「無い」ではなく「書いていない」
ここが一番お伝えしたいところです。この表には「無」という表記が別に用意されています(光学ドライブの37台、テンキーの36台など)。つまり「無」なら本当に付いていませんが、「—」はそれとは別で、記載がないだけと読むのが安全です。
「—」の商品にカメラが付いていないとは限りませんし、付いていると決めてしまうのも危険です。必要な項目が「—」だったときは未確認として扱い、現物を見るかお問い合わせでご確認ください。どの項目が譲れないかは用途で変わります。
- DVDを見る・焼く → 光学ドライブ(CD・DVDのドライブは付いているか)
- 家のWi-Fiにつなぐ → 無線LAN(家のインターネットにそのままつながるか)
- Zoom・Teamsで顔を出す → カメラ。オンライン会議に使う中古パソコンの選び方
- 数字の入力が多い → テンキー。在庫では「有」が4台だけです
- すぐ充電して使いたい → ACアダプター。「付属」なら充電器込みです
テンキー付きのノートは少ないので、数字入力が多い方は外付けのテンキーを別に用意する前提で機種を選ぶほうが選択肢が広がります。本体以外に何が要るかは中古パソコンは本体だけ?にまとめました。
商品番号と製造番号は、何のために載っているのか
表の一番上にある2つの番号も、どちらも使い道があります。商品番号はエムズの管理番号です。在庫はすべて1点限りなので、「aa00632はまだありますか」のように番号を添えてお問い合わせいただくと、こちらで1台を特定できます。
製造番号はメーカーが本体に打っている固有の番号で、68台すべてに入っていました。これが載っていると、メーカーのサポートサイトでその個体の正式な仕様を調べられます。端子の種類や搭載できるメモリの上限など、表に書かれていない部分を自分で確かめたいときに使えます。
メーカーの欄もあわせて見てください。在庫はPanasonic 35台、HP 13台、TOSHIBA 8台、FUJITSU 5台、DELL 3台、Lenovo 2台、NEC 2台で、半分がパナソニックのレッツノートです(半分以上がパナソニックのレッツノートです)。
仕様表に「欄そのものがない」ものもあります
バッテリーの状態
ノートの在庫が64台ありますが、バッテリーの欄はありません。中古のノートは消耗具合が1台ずつ違うので、持ち歩いて使う予定のある方は表で判断せず、店頭で充電の状態を見ながらご相談ください。
見た目・手触りと、端子の数
打ち心地、キーの印字の薄れ、天板のすり傷も表にはありません。エムズでは全台を起動してキーボードや端子まで動作を確認してからお出ししていますが、「動く」と「きれい」は別の話です。USBの数やHDMI・有線LANの口の有無も表には入っていないので、つなぐ機器が決まっている方は現物をご確認ください。
表記はきれいに揃っていません
正直なところも書いておきます。68台を並べると、同じ内容でも書き方がばらついています。OSは「Windows 11 Pro」「Windows11Pro」「windows11 Pro」が混在し、Officeにも「Offic2019」のような打ち間違いが1件、小文字始まりが2件ありました。1台ずつ手で登録しているので、こうしたゆれが出ます。
読むときは表記の形ではなく、数字と単語の中身で判断してください。「Windows11Pro」と「Windows 11 Pro」は同じものです。気になる項目の表記がおかしい、あるいは空になっているときは、そのままお問い合わせいただいて構いません。
在庫は1点限りなので、確認の順番を決めておく
同じ型番が2台並ぶことはありますが、中身は別物です。気になる1台が出てきたら、この順番で見ると迷いにくくなります。
- 予算に入っているか
- 上の6項目で用途に足りるか
- 下の5項目で譲れないものが「有」「付属」になっているか
- 「—」だった項目を書き出す(これが店頭で聞くことリストになります)
- 現物を見て、画面の見やすさとキーボードの打ち心地を確かめる
4番まで作っておくと、来店したときの話が早く済みます。流れは中古パソコンを買いに行く前にに、店舗の場所と営業時間は店舗案内にあります。在庫の一覧はオンラインショップから見られます。
よくあるご質問
「—」の項目は、問い合わせれば教えてもらえますか
はい。商品番号をお伝えいただければ、その1台を確認してお返事します。ただし店頭はパートのスタッフが対応している時間帯があり、技術的な内容はその場でお答えできず、確認してからの折り返しになることがあります。
仕様表の内容と実物が違っていたらどうなりますか
お渡しから1か月間の動作保証が全台に付いています。通常のご使用の中で機器のトラブルが起きた場合は、無償で修理または交換をいたします。有料で延長もでき、パソコン代金の+5%で1年、+10%で3年です。詳しくは中古パソコンの延長保証をご覧ください。
買ったあとに仕様を変えられますか
メモリとSSDは機種によって増やせますが、CPU・画面・テンキーの有無は変えられません。「あとから足せる部分」と「最初に決まる部分」を分けて考えるのが中古選びのこつです。増設をお考えのときは先に一度ご相談ください。買ったあと最初にやる確認は最初の1か月にやっておく確認、修理のご案内はパソコン修理のページにあります。
まとめ
仕様表は、上の6項目で「使えるかどうか」が決まり、下の5項目で「あとで困るかどうか」が決まります。そして「—」は「無い」ではなく「書いていない」── ここだけ覚えていただければ、選び方が一段はっきりします。空欄を見つけたら、それは「聞くところ」です。
お店選びの段階の方は、名古屋の中古パソコン販売のページに仕入れの考え方と在庫の傾向をまとめてありますので、そちらからご覧いただくと分かりやすいと思います。
