中古パソコンのSSDは256GBで足りるのか|容量の決め方と、足りなくなったときの三つの手【名古屋市北区・パソコンショップエムズ】
「中古パソコンの一覧を見ていると、SSDは256GBというものが多い。これで足りるのだろうか」── 名古屋市北区のパソコンショップエムズで、ご来店のお客様からいちばん多くいただく仕様のご質問が、実はCPUではなく、この容量の話です。
容量はあとから足すことも、交換して増やすこともできます。ただ、買ってすぐ「空きがない」と分かるのは気持ちのいいものではありませんし、交換には追加の費用と日数がかかります。この記事では、いまご自分がどれくらい使っているかを調べる手順、使い方ごとの目安、足りなくなったときに取れる三つの手を順に書きます。中古パソコンを選んでいる方が、店頭で何を聞けばよいかまで分かる形にしました。
先に結論:書類とネットが中心なら256GBで足ります
結論から書きます。
- 256GBで足りる方……メール、インターネット、Word・Excel、Web会議、写真を数千枚ほど保管する。この使い方なら、数年使っても半分以上空いていることがほとんどです。
- 512GB以上を考えたい方……スマートフォンやカメラの写真と動画をすべてパソコンに取り込んでいる、動画を編集する、業務ソフトのデータが大きい、ゲームを何本も入れる。
目安として、Windows 11とOfficeを入れた状態で、システムだけで60〜80GBほどを使います。256GBのSSDなら、自由に使えるのは170GB前後。ここに何をどれだけ置くかで、足りる・足りないが決まります。「256GBは少ない」と一括りにされがちですが、少ないのは容量ではなく、容量の使い方が決まっていないことのほうが多いというのが、店頭で見ている実感です。
いま使っている容量を調べる(3分で終わります)
中古パソコンを選ぶ前に、いま使っているパソコンの数字を見てください。ここが分かっていれば、容量で迷うことはなくなります。
手順1 ドライブの空きを見る
エクスプローラー(フォルダーのアイコン)を開き、左側の「PC」をクリックします。「ローカルディスク (C:)」の下に「○○GB/○○GB の空き」と表示されます。この「全体」と「空き」の二つの数字をメモしてください。買い替えで引き継ぐことになるのは、全体から空きを引いたぶん、つまり実際に使っている量です。
たとえば「512GB中、380GBが空き」なら、使っているのは132GB。これなら256GBのパソコンに移しても余裕があります。逆に「256GB中、空き15GB」という状態なら、同じ256GBに買い替えても同じことの繰り返しになります。
手順2 何が容量を使っているかを見る
Windows 11なら「設定」→「システム」→「記憶域」、Windows 10なら「設定」→「システム」→「ストレージ」を開きます。アプリ、ドキュメント、画像、動画、一時ファイルといった内訳が出ます。画像と動画で何十GBも使っている場合は、容量の話が現実の問題になります。逆にアプリとシステムで大半を占めているなら、容量よりもCPUとメモリを見たほうがよい段階です。
手順3 「全部を新しいパソコンに移す必要があるか」を考える
ここが抜けると、必要以上に大きい容量を買うことになります。何年も開いていない動画、昔の年賀状の素材、終わった案件の資料。こうしたものは新しいパソコンの中に置かず、外付けやクラウドに移しておくほうが、日々の動作も軽く済みます。「ふだん触るもの」だけを内蔵SSDに置く、という切り分けが基本です。
使い方ごとの容量の目安
店頭でご相談を受けるときに使っている目安です。迷ったら、ご自分の使い方に近い行を見てください。
| 使い方 | 容量の目安 | 補足 |
|---|---|---|
| メール・ネット・Word/Excel・Web会議 | 256GB | もっとも多い使い方。数年使っても余ります |
| 写真をよく撮る(年に数千枚・動画は少なめ) | 256〜512GB | 写真は1枚5MB前後。1万枚で約50GB |
| 写真も動画もすべてパソコンに置く | 512GB以上+外付け | 動画は一本で数GB。内蔵だけでは足りません |
| 動画編集・RAW現像 | 512GB〜1TB | 作業中のファイルは内蔵、完成品は外付けへ |
| 会計・業務ソフト(数年分のデータ) | 256〜512GB | ソフト自体は小さく、過去データの量で決まります |
| ゲームを複数入れる | 512GB以上 | 一本で50〜100GB使うものがあります |
なお、容量は8割を超えたあたりから動作が重く感じられることがあります。256GBなら200GBあたりが実質の上限、と考えて選ぶと失敗が少ないです。
エムズが「SSD 256GB以上」しか置いていない理由
パソコンショップエムズは、もともと法人向けのOA機器販売を本業にしてきた店です。お客様も会社が多く、会社で毎日仕事に使って耐えられないような低い仕様のものは、そもそも仕入れていません。その基準のひとつが、このストレージです。
具体的には、HDD(ハードディスク)のみの機種と、SSDでも128GBまでの機種は扱っていません。HDDは体感の速さが明確に違いますし、128GBはWindowsとOfficeを入れた時点で残りが数十GBしかなく、更新プログラムで詰まることがあるためです。
| 項目 | 当店の仕入れ基準 |
|---|---|
| CPU | Core i5以上 |
| 世代 | 第10世代以降が中心(第8世代などは格安でご提供) |
| メモリ | 8GB以上 |
| ストレージ | SSD 256GB以上のみ |
| 検品 | 全台を起動し、キーボード・端子まで確認 |
| 在庫 | すべて1点限り |
取り扱いメーカーはDELL・富士通・HP・Panasonic・東芝で、価格帯は44,000円〜99,000円です。在庫はすべて1点限りなので、「512GBのこの機種」という形で在庫がそろうわけではありません。容量にご希望がある場合は、お越しになる前にお問い合わせいただくほうが確実です。販売中の在庫はオンラインショップの一覧で確認できます。
保証は全台1か月がつきます。さらにパソコン代金の+5%で1年保証、+10%で3年保証をお選びいただけます(5万円のパソコンなら、+2,500円で1年、+5,000円で3年)。通常のご使用の中で機器のトラブルが起きた場合は、無償で修理または交換します。長く使う前提で選ぶ場合は、容量を上げるより保証を延ばすほうが安心につながることもあります。
足りなくなったときに取れる三つの手
仮に容量が足りなくなっても、パソコンを買い替えるしかないわけではありません。順番に検討していくと、たいていは一つめか二つめで片づきます。
手1 外付けのストレージに逃がす
いちばん手軽です。USBでつなぐだけで、ふだん触らない写真・動画・過去の資料を移せます。注意点は一つ、外付けだけに置くと、その機械が壊れたときに全部なくなることです。大事なものは必ず2か所に置いてください。「パソコンと外付け」でも「外付けとクラウド」でもかまいません。
当店でもデータが読めなくなったご相談は多く、外付けのハードディスクが落下して読めなくなった、という形がよくあります。パソコン修理・データのご相談としてお預かりできますが、復旧は必ず成功するものではありません。先に2か所へ、が確実です。
手2 クラウドに置く
OneDriveやGoogleドライブなど、インターネット上に置く方法です。パソコンが壊れても残るのが利点で、別のパソコンやスマートフォンからも見られます。容量を増やすには月額がかかりますが、内蔵SSDを交換する費用と比べると、少ない量なら安く済みます。一方、回線が遅い環境だと開くのに時間がかかるので、日常的に開くファイルはパソコン側に、保管だけのものはクラウドに、という分け方が現実的です。
手3 内蔵SSDを大きいものに交換する
いちばんすっきりする方法です。当店のSSD交換修理は20,000円〜(税抜)で、これに容量に応じた部品代が加わります。参考までに、メモリ増設は8,000円〜(税抜)です。
日数については、ご希望の部品の在庫があればすぐ、無い場合は取り寄せで1週間程度です。進め方は、まず現物をお持ちいただいてお話を伺い、部品が用意できたらもう一度ご来店いただいて、その場で交換するのが通常の形です。部品が届くまでパソコンをお預かりしたままにはしませんので、仕事や日常で使っている1台でも止まらずに済みます。
ただし、交換で中身をそのまま引き継げるかは機種と状態によって変わります。分解できる構造かどうかも機種差が大きいので、現物を見ないまま「できます」とはお答えしていません。お持ち込みのうえでご相談ください。
買う前に、店頭で聞いておきたいこと
容量まわりで聞いておくと後悔しにくいのは、次の4点です。メモして来ていただいても、口頭でも大丈夫です。
- 「このSSDは交換できる機種ですか」……将来容量を増やせるかどうかが分かります。機種によって難易度が違います。
- 「空き容量はいま何GBありますか」……同じ256GBでも、初期状態での空きは機種で差が出ます。
- 「いまのパソコンのデータを移せますか」……量と中身によって手間が変わります。現物を見てのご相談になります。
- 「同じ機種で容量の大きいものは入りますか」……在庫は1点限りなので、入荷待ちという選択もあります。
よくあるご質問
256GBを買って、あとで足りなくなったらどうなりますか
上の三つの手のどれかで対応できます。費用を抑えるなら外付けかクラウド、すっきりさせたいならSSD交換(20,000円〜・税抜+部品代)です。買い替えが前提になることはほとんどありません。
HDDのパソコンのほうが容量が大きくて安いのでは
容量だけを見ればそうです。ただ当店では、起動や書類を開く速さの差が大きいため、HDDのみの機種は仕入れていません。容量はあとから足せますが、遅さはあとから直しにくい、という考え方です。
容量の大きい中古パソコンを探してもらえますか
在庫はすべて1点限りで、入荷も日によって変わります。ご希望の条件を伺っておくことはできますので、ご来店か、サイト内のLINEボタンからご相談ください。LINEは営業日の10時から17時に順次お返事しています(水曜・日曜・祝日はお休みです)。
いま使っているパソコンは買取してもらえますか
査定は無料で、その場で現金でのお支払いです。ただし常に現金を置いているとは限らないため、買取をご希望の場合は事前にご予約ください。なお出張買取は行っていません(対応する場合は出張費がかかります)。詳しくはパソコン買取のページをご覧ください。
データを消してから持ち込んだほうがよいですか
買取の場合、お引き取りした全台でデータ消去を行っています。消してからお持ちいただく必要はありません。ご自分で消したい場合も、消し方のご相談だけでも承ります。
まとめ
容量選びは、カタログの数字を比べる話ではなく、いま自分が何に何GB使っているかを知る話です。エクスプローラーと設定画面を見るだけなら3分で終わります。その数字があれば、256GBで十分なのか、512GB以上を待つべきなのかは、その場で判断できます。
当店は名古屋市北区清水の、10坪ほどの街の中古パソコン屋です。在庫は1点限りで、全台を起動し、キーボードや端子まで確認してから並べています。容量のことも含めて、現物を見ながらご相談いただくのが一番早いので、お近くの方はお気軽にお立ち寄りください。名古屋の中古パソコン販売のページでは、仕入れの基準や保証の内容をまとめてご覧いただけます。
