中古パソコンを買った最初の1か月にやっておく確認|1か月保証のあいだに、自分の使い方で全部通す【名古屋市北区・パソコンショップエムズ】
名古屋市北区清水のパソコンショップエムズでは、中古(リユース)パソコンを1台ずつ検品してからお渡ししています。それでも、お使いになる環境は一人ずつ違います。つなぐ周辺機器も、使うソフトも、置く場所のネット環境も違うので、店頭で確かめられることには限りがあります。
だからこそ、お渡しから最初の1か月が大事です。エムズの中古パソコンは全台に「お渡しから1か月間の動作保証」が付いています。この1か月のあいだに、ご自分の使い方でひととおり通しておけば、もし気になるところが出てきても保証の中で対応できます。逆に、1か月のあいだ箱から出さずに置いてしまうと、いちばん使える期間を使わないまま過ぎてしまいます。
なぜ「最初の1か月」なのか
2026年11月3日の時点で、エムズのオンラインショップに出ている68台の商品ページを1台ずつ開いて、仕様表を数えてみました。保証の欄は、68台すべてが同じ一文でした。
お渡しから1か月間の動作保証(最大3年まで延長可)
機種や価格に関係なく、全台が同じ条件です。ですから中古パソコン選びのときに「どの機種なら保証が手厚いか」を悩む必要はありません。そのかわり、安心できるかどうかは「最初の1か月で何を確かめたか」でほとんど決まります。
検品でわかること、わからないこと
エムズでは全台を起動して、キーボードや端子まで動作を確認してから店頭に出しています。一方で、SSDやドライブの専用の書き込みテストは行っていません。以前からこの方針です。そのかわり、SSDは256GB以上の比較的新しいものを中心に仕入れ、メモリも8GB以上を中心にしています。検品でどこまで見ているかは中古パソコンの「状態」はどこを見るかで詳しく書きました。
検品で拾いきれないのは、組み合わせの部分です。お持ちのプリンター、ご自宅の無線ルーター、お仕事で使っている業務ソフト、外付けのディスプレイ、昔から使っているUSB機器。これらは当店の店頭には無いので、実際につないでみるのはお客様のところでしかできません。だから「1か月のあいだに、ご自分の使い方で全部通してみてください」とお願いしています。
商品ページの「—」は「無い」ではなく「書いていない」
同じ68台を、仕様表の欄ごとに数えるとこうなりました。ここを先に知っておくと、1か月のあいだに確かめるべき項目がはっきりします。
| 仕様表の欄 | 68台の内訳 | 読み方 |
|---|---|---|
| 種類 | ノートPC 64台/デスクトップ 4台 | ノートが中心です。デスクトップをお探しの場合は在庫が少ないので、先にご相談ください |
| テンキー | 有 4台/無 36台/「—」28台 | 数字の入力が多いお仕事なら、現物で確かめるか、外付けのテンキーを足す前提で選びます |
| カメラ | 有 37台/無 3台/「—」28台 | オンライン会議に使う予定なら、ここは必ず確認します |
| 無線LAN | 有 38台/無 3台/「—」27台 | 「無」の機種は有線でつなぐか、USBの子機が必要になります |
| 光学ドライブ | 無 37台/DVDマルチ 4台/「—」27台 | CDやDVDを読む予定があるなら、先に確認が必要です |
| ACアダプター | 付属 48台/「—」20台 | 受け取りのときに、必ず現物で付属を確かめてください |
大事なのは「—」の読み方です。これは「付いていない」という意味ではなく、「商品ページに書いていない」という意味です。1台ずつ違う中古品を手作業で登録しているので、空欄のまま出ている機種があります。ですから、ご自分に必要な項目が「—」になっていたら、店頭で現物を見るか、お問い合わせで確かめてください。来店前の段取りはお店に行く前に決めておくと早いことにまとめています。
そして、もし「有」と書いてあるのに実際には動かない、という食い違いがあったときこそ、1か月の動作保証の出番です。
最初の1か月でやっておく確認(おすすめの順番)
全部をいきなりやる必要はありません。ただ、順番には意味があります。先に電源まわり、次に本体、そのあとに外とのつながり、最後にソフト。前の段が怪しいまま後ろを疑うと、原因の切り分けができなくなるからです。
1. 電源とACアダプター(届いた日に)
まずACアダプターをつないで、充電のランプが点くか、電源プラグの差し込み口がゆるくないかを見ます。ノートパソコンの場合は、満充電にしてからコンセントを抜き、ふだん使う作業のまま何時間もつかを一度測ってください。中古パソコンのバッテリーは消耗品で、新品と同じ時間は出ません。持ち歩いて使う予定なら、ここが実用になるかどうかの判断がいちばん早くできます。選び方は持ち歩く中古ノートパソコンの選び方も参考にしてください。
2. 画面・キーボード・タッチパッド(最初の数日)
画面は、真っ白の画像と真っ黒の画像を全画面で表示すると、ドット抜けや明るさのムラが見つけやすくなります。キーボードはメモ帳を開いて、全部のキーを一度ずつ押してみてください。よく使う記号キーや変換キーだけでなく、ふだん押さないファンクションキーまで通しておくのがコツです。タッチパッドはクリック・右クリック・二本指のスクロールまで。
3. 端子を一度ぜんぶ使う(最初の1週間)
USBの口は、数が合っていても1つだけ反応しないことがあります。手元のUSBメモリを全部の口に順番に差して、認識するかを確かめてください。映像の端子(HDMIなど)は、外付けのディスプレイかテレビにつないで映るところまで見ておきます。SDカードの差込口がある機種なら、カードを1枚入れて読めるかどうか。端子の形と見分け方はいま使っている周辺機器はそのまま使えるかで図解しています。
4. 無線LANと有線LAN(最初の1週間)
ご自宅や事務所の無線につないで、ふだん置く場所で速度と安定を見ます。寝室や2階など、電波が弱くなりがちな場所でも試しておくと、あとから「パソコンが悪いのか電波が悪いのか」で迷いません。有線の口がある機種なら、LANケーブルでも一度つないでおきます。考え方は中古パソコンは家のインターネットにそのままつながるかにまとめました。
5. カメラ・マイク・スピーカー(オンライン会議を使う方は早めに)
カメラは「カメラ」アプリを開けばすぐ映ります。マイクとスピーカーは、ご家族や社内の方と実際に一度通話してみるのが確実です。会議アプリは種類によって使うマイクが切り替わることがあるので、ふだん使うアプリで試してください。くわしくはオンライン会議に使う中古パソコンの選び方をご覧ください。
6. プリンター・複合機(年賀状や請求書を出す前に)
印刷は、年末や月末になってから慌てる方がいちばん多い項目です。買ってすぐのうちに、ふだん出す書類を1枚だけ印刷しておいてください。スキャンを使っている方は、読み取りまで通します。古い機種のプリンターは、新しいWindowsに対応したドライバーが出ていないことがあるので、早めに分かるほど打ち手が増えます。確認の手順はいま使っているプリンター・複合機はつながるかに書いています。
7. Office(お仕事の書類を開く方は早めに)
エムズの在庫は全台にOfficeが付いていますが、版(2019・2024など)と、どのソフトまで入っているかは機種ごとに違います。WordとExcelだけの版もあるので、PowerPointやOutlookをお使いの方は、実際にご自分のファイルを開いて確かめてください。版の違いとサポート期限はOfficeは「2019」と「2024」で何が違うかでまとめています。
8. ストレージの空きとWindows Update(最初の2週間)
Windows Updateを手動で動かして、最後まで当たるかを見ます。時間がかかることはありますが、エラーで止まり続けるなら様子を見ずにご相談ください。あわせてCドライブの空き容量も見ておきます。写真や動画をたくさん移す予定があるなら、256GBで足りるかどうかの判断はこの時期にしておくと、増設や買い替えの相談がしやすくなります。
9. ふだん使うソフトを一度ぜんぶ通す(1か月のうちに)
会計ソフト、業務ソフト、ネットバンキング、年賀状ソフト、写真の管理ソフト。月に一度しか使わないものこそ、1か月のあいだに一度開いてください。印刷まで、保存まで、ログインまで、ふだんの手順の終わりまで通すのが大事です。「開くだけ」では分からない不具合があります。
気になるところが見つかったときの流れ
1か月の動作保証は、通常のご使用の中で機器のトラブルが起きた場合に、無償で修理または交換をする、という内容です。「通常のご使用の中で」という部分が条件になります。
| 保証で対応できること | 別のご相談になること |
|---|---|
| ふつうに使っていて起動しなくなった | 落下・ぶつけた・水をこぼしたなどの破損 |
| 商品ページに「有」と書いてある機能が動かない | お客様が後から入れた機器やソフトが原因の不具合 |
| 使っているうちにキーや端子が反応しなくなった | バッテリーの持ち時間が新品より短い場合(中古品としての消耗の範囲かどうかは、現物を見てのご相談になります) |
はっきり切り分けられないことも当然あります。そういうときは自己判断で分解したり、ご自分で部品を買って付けたりせず、先に一度ご連絡ください。分解してからのご相談になると、原因が分からなくなってしまいます。
持ち込みから直るまでの進め方
エムズは、長くお預かりしない進め方を基本にしています。まず現物を持ってきていただいてお話をうかがい、部品が必要なら手配して、用意ができたらもう一度ご来店いただいて、その場で交換します。預けっぱなしにならないので、お仕事や毎日の用事で使っているパソコンを手元に置いたままにできます。
日数のめやすは次のとおりです。状態によって前後しますので、あくまで目安としてご覧ください。
| 内容 | 日数のめやす |
|---|---|
| SSD・メモリの交換 | ご希望の部品の在庫があればすぐ。無ければ取り寄せで1週間程度 |
| OSの入れ直し・ウイルスの除去 | 多くは当日中。状態によってはお預かりになります |
| データのサルベージ(取り出し) | 1日から2週間 |
| 基板の修理(部品の取り寄せを含む) | メーカーの在庫によります。早くて1週間程度 |
当店は10坪ほどの街の中古パソコン屋で、ふだんは1名で店頭に立っています。技術的に込み入った内容は、その場で即答できずお預かりしてから技術者がお見せする形になることがあります。先にお電話やLINEで症状を伝えていただけると、持ち込みの回数を減らせます。修理のメニューと料金はパソコン修理のページにまとめています。
1か月を過ぎたあとの選び方
延長保証を付けるかどうか
エムズでは、パソコン代金の5%で1年保証、10%で3年保証に延ばせます。5万円のパソコンなら、2,500円で1年、5,000円で3年という計算です。毎日お仕事で使う一台、学校や受験で使う一台、ご高齢のご家族に渡す一台のように「止まると困る」用途なら、付けておく価値があります。反対に、サブの一台や、調子を見ながら使う前提なら1か月のままでも構いません。保証と保守の違いも含めて中古パソコンの延長保証に整理してあります。延長をいつまでに決められるかは店頭でご確認ください。
有償の修理になったときの料金
保証の範囲外になった場合や、1か月を過ぎてからのご相談は有償になります。よくあるものの目安は次のとおりです(すべて税抜)。
| 内容 | 料金(税抜) |
|---|---|
| SSDの交換修理 | 20,000円〜 |
| メモリの増設 | 8,000円〜 |
| データのサルベージ | 10,000円 |
| お預かりのときの前受金 | 5,000円 |
| 出張サポート(名古屋市内) | 5,000円 |
| 出張サポート(愛知県内) | 10,000円 |
ご自宅や事務所から動かせない場合は出張サポートでうかがえます。名古屋市内なら5,000円から、愛知県内なら10,000円からです。設定や配線のように、現場を見ないと進まないご相談はこちらのほうが早く終わります。
使わない一台が出てきたら
新しい一台に移ったあと、前のパソコンが残ることがあります。エムズは買取もしています。査定は無料で、その場で現金でお支払いしますが、常に現金を置いているわけではないので、ご来店の前にご予約をお願いしています。なお出張買取と宅配買取は行っていません。査定で見られるところはパソコンの買取査定で見られるところ、手放す前のデータの扱いは修理や買取に出す前にデータまわりでやっておくことをご覧ください。買取の条件はパソコン買取のページにまとめています。
よくあるご質問
1か月はいつから数えますか
商品ページの表記は「お渡しから1か月間の動作保証」です。通販でお送りした場合も含め、起算日の数え方で迷ったときは、ご購入のときの控えをお手元に置いてお問い合わせください。
不具合が出たら、修理ではなく交換になりますか
保証の内容は「無償で修理または交換」です。どちらになるかは症状と部品の状況によります。中古パソコンは1台ずつの1点物なので、まったく同じ機種の在庫が残っているとは限りません。まずは症状を見せていただいて、そこからご相談になります。
電話やLINEだけで、保証の対象か分かりますか
症状をうかがえば見当を付けられることもありますが、確定はできません。起動しない・画面が映らないといった症状は、原因が本体の中にあるのか、ACアダプターや外付けの機器にあるのかで対応が変わります。写真を送っていただけるとやり取りが短くなります。
中古なので、前の持ち主のデータが残っていないか心配です
販売する一台は、専用のソフトでデータを消去したうえでOSを入れ直しています。買い取ったパソコンも、全台データを消去してから次の工程に回しています。もし前の持ち主のものと思われる表示が出るようなことがあれば、あってはならないことですので、すぐにご連絡ください。
まとめ
中古パソコンは1台ずつ状態が違うぶん、店頭の検品だけでは拾いきれない部分が残ります。そこを埋めるのが「お渡しから1か月」という期間です。電源まわり、本体、外とのつながり、最後にソフト。この順で一度ぜんぶ通しておけば、気になるところは1か月のうちにほぼ出てきます。
商品ページの「—」は空欄であって「無い」ではないこと、そして「—」の数が意外に多いことも、今回68台を数えて改めて分かりました。ご自分に必要な項目が空欄だったら、遠慮なく確かめてください。
在庫の一覧と、どんな機種がどんな方に向くのかは名古屋の中古パソコン販売のページからご覧いただけます。店頭でも、お使いの環境を聞かせていただければ「その使い方なら、この一台のここを先に確かめてください」とお伝えできます。場所と道順は店舗案内をご覧ください。名古屋市北区清水で、リユースパソコンの販売と修理をしています。
