中古パソコンに、いま使っている周辺機器はそのまま使えるか|端子とドライバーの見分け方【名古屋市北区・パソコンショップエムズ】
中古(リユース)パソコンに買い替えるとき、本体のスペックは熱心に調べても、いま机の上にあるキーボードやプリンターがそのまま使えるのかは、つい後回しになりがちです。本体が届いてから「つながらない」と気づくと、予定していなかった出費になります。
先に結論を書くと、ここ十年ほどの周辺機器はほとんどそのまま使えます。引っかかるのは、端子の形と、古い機器のソフト(ドライバー)がいまのWindowsに対応しているかの二点だけです。名古屋市北区のパソコンショップエムズで実際にいただくご相談をもとに、確認する順番を整理します。
最初に見るのは「端子の形」
パソコンの横や背面に並んでいる差し込み口の形さえ合っていれば、機器の年式はあまり関係ありません。よく出てくるのは次の形です。
- USB-A…おなじみの長方形。キーボード、マウス、プリンター、外付けHDDの多くがこれです
- USB-C…小判形の小さい口。新しめの機種に付いています
- HDMI…モニターやテレビにつなぐ映像用
- DisplayPort…法人向けのデスクトップやモニターに多い映像用
- VGA…青い台形でネジ穴が二つ。古いモニターやプロジェクターで現役です
- 有線LAN…電話のモジュラーより一段大きい四角
気をつけたいのは、ノートパソコンは機種によって端子の数が大きく違うことです。薄型のモデルはUSBの口が二つだけ、映像はUSB-Cからしか出せない、ということもあります。デスクトップは背面に余裕があるので、周辺機器が多い方には向いています。
端子が足りないときはUSBハブや変換アダプターで足せますが、映像だけは注意が必要です。HDMIの出力を古いVGAのモニターにつなぐには変換器が必要で、製品によっては別に電源がいります。「変換すれば必ず映る」とは考えず、手持ちのモニターの端子を先に確かめてください。
機器ごとの見分け方
キーボードとマウス
USBでつながっているものは、そのまま使えると考えて差し支えありません。買い替えが必要になるのは、緑と紫の丸い端子(PS/2)のタイプです。この端子は今のパソコンにはほとんど付いていません。
無線のものは二種類あります。小さなレシーバーをUSBに挿す方式なら、USB-Aの口が一つ空いていれば使えます。Bluetooth接続の場合は、本体側がBluetoothに対応しているかを確認してください。ノートパソコンはほぼ内蔵していますが、デスクトップは機種によります。
モニター
端子が合えば、何年か使ったモニターでも問題なく使えます。サイズや解像度の選び方、手持ち品が使えるかどうかの確認の仕方は、中古パソコンに合わせるモニターの選び方で詳しく書いていますので、買い足しを考えている方はあわせてご覧ください。
プリンター・複合機
ここがいちばん引っかかります。問題になるのは端子ではなく、メーカーが配っているドライバーが、今のWindowsに対応しているかです。発売から十年以上たった機種は、対応が打ち切られていることがあります。買い替えの前に、メーカーのサイトで型番を調べ、対応OSの一覧にお使いのWindowsがあるかを見ておくと確実です。
無線LANでつないでいる複合機は比較的楽です。パソコンを入れ替えても、新しい側にドライバーを入れ直せばそのまま印刷できる場合が多くあります。
外付けHDD・USBメモリ
これもそのまま使えます。ただし、外付けHDDは本体より先に寿命が来ることがあります。パソコンを入れ替えるタイミングは、外付けの中身を見直す良い機会です。中のデータが読めなくなっていた場合は、データサルベージ(10,000円・税抜)でお預かりして取り出しを試みます。日数は状態によって一日から二週間ほどと幅があります。
DVD・ブルーレイのドライブ
薄型のノートパソコンには内蔵されていない機種が多いので、ディスクを使う方は手持ちの外付けドライブを残しておいてください。USBでつなぐタイプならそのまま動きます。
有線LANと無線
LANの差し込み口がない薄型のノートでも、USBに挿す有線LANアダプターで補えます。逆に、無線が内蔵されていない古いデスクトップにはUSBの無線子機を足します。どちらも小さな部品で済む話なので、これだけで機種を外す必要はありません。
買い直すなら、この順番で
全部そろえようとすると金額が膨らみます。必要な順に三段に分けて考えると、むだがありません。
- 無いと使い始められないもの…電源ケーブル、モニター、キーボード、マウス。デスクトップを買う場合は、モニターが付いてくるかどうかを先に確認してください
- 使えるか微妙なもの…プリンター、スキャナー、古い外付けHDD。対応状況を調べたうえで判断します
- 後回しでよいもの…USBハブ、スタンド、ウェブカメラ、ケーブル類。使い始めてから足りないと感じたときに買えば十分です
予算の寄せ方としては、本体を優先するのが結局いちばん安く済みます。周辺機器は壊れたら単品で買い替えられますが、本体はあとから中身を入れ替えにくいからです。
あとから足せるもの、足せないもの
本体を選ぶときに、どこまで後から手を入れられるかを知っておくと判断が楽になります。当店で部品交換を承る場合の目安も入れておきます(料金はいずれも税抜)。
| 部分 | あとから足せるか | 目安 |
|---|---|---|
| メモリ | 機種によって増設できる。薄型ノートは基板に直付けで増やせないものもある | メモリ増設 8,000円〜 |
| ストレージ(SSD) | 多くの機種で交換・容量アップができる | SSD交換 20,000円〜 |
| 端子の数 | 増やせない。ハブや変換アダプターで補う | — |
| CPU | 実質的に替えられない。買うときに決まる | — |
部品交換の進め方は、まず現物をお持ちいただいてご相談し、部品がそろったらもう一度ご来店いただいてその場で交換するのが通常の形です。ご希望の部品の在庫があればすぐ、無い場合は取り寄せで一週間ほどかかります。長くお預かりしないので、仕事や日常で使っているパソコンでも手元を空けずに済みます。詳しい料金と日数はパソコン修理のページにまとめています。
エムズの中古パソコンは、端子まで見てから店に出しています
「つながるかどうか」が気になる方のために、当店の中身をお伝えしておきます。パソコンショップエムズは、もともと法人向けのOA機器販売が本業です。会社で毎日使われる前提のものしか仕入れていないので、仕事に耐えないスペックの機械はそもそも店に並びません。
| CPU | Core i5 以上のみ |
|---|---|
| 世代 | 第10世代以降が中心。第8世代などは格安でご提供 |
| メモリ | 8GB 以上 |
| ストレージ | SSD 256GB 以上のみ |
| 検品 | 全台を起動し、キーボード・端子まで確認 |
| 在庫 | すべて1点限り |
端子は検品の項目に入っているので、「USBの口が一つ死んでいた」といった状態のものは店に出していません。価格帯は44,000円から99,000円、取り扱いはDELL・富士通・HP・Panasonic・東芝です。
保証は全台1か月。パソコン代金の5%で1年、10%で3年の延長をお選びいただけます(5万円の機種なら2,500円で1年、5,000円で3年)。通常のご使用の中で機器のトラブルが起きた場合は、無償で修理または交換します。在庫はすべて1点限りですので、気になる機種があればお早めにご覧ください。販売中の一覧はオンラインショップ、店とご来店の案内は名古屋の中古パソコン販売のページにあります。
よくあるご質問
手持ちのモニターが使えるか、見てもらえますか
はい。モニターの型番と、背面の端子の形がわかるとお答えしやすくなります。背面を写真に撮っていただくのがいちばん確実です。現物をお持ちいただいて、店頭で一緒に確認する形でもかまいません。
周辺機器のつなぎ替えまでお願いできますか
ご自宅や事務所にうかがう出張サポートでご相談いただけます。出張費は名古屋市内5,000円、愛知県内10,000円(いずれも税抜)です。配線が多くて自分で動かすのが不安、という方からのご依頼が多い内容です。
プリンターが新しいパソコンで動きません
まずメーカーのサイトで、お使いのWindowsに対応したドライバーが配られているかをご確認ください。対応していても設定でつまずくことはありますので、その際は店頭か出張サポートでご相談ください。対応が打ち切られている機種の場合は、残念ですが買い替えになります。
古いパソコンは引き取ってもらえますか
買取のご相談を承っています。査定は無料で、その場で現金でお支払いします。ただし常に現金をご用意できているとは限らないため、あらかじめご予約ください。なお出張買取は行っていません(対応する場合は出張費がかかります)。詳しくはパソコン買取のページをご覧ください。
迷ったら、買う前にご相談ください
周辺機器は、全部買い直すほどのことはまずありません。端子の形と、プリンターのドライバーの対応状況。この二つを先に押さえておけば、ほとんどの買い替えはそのまま乗り切れます。
「この機種に、いま使っているものがつながるか」といったご相談も、名古屋市北区の店頭やLINEで承っています。写真を送っていただければ、形を見てお答えできることも多いです。買ってから困る前に、どうぞお気軽にお声がけください。
