中古ノートパソコンのキーボード、どこを見るか|確認の手順と効かないときの直し方【名古屋市北区・パソコンショップエムズ】
名古屋市北区清水で中古パソコンの販売と修理をしている、パソコンショップエムズです。店頭で中古のノートパソコンをお選びいただくとき、多くの方がまずCPUとメモリ、ストレージの数字を見比べます。そこは確かに大事な部分です。ただ、買ったあとで「思っていたのと違った」とご相談をいただく原因で意外に多いのは、スペックではなくキーボードまわりです。
キーボードは、パソコンの中で唯一ずっと指が触れている部品です。数字では比べにくく、商品説明にもほとんど書かれていません。そのぶん、実物を触って選べる中古パソコンだからこそ確認できる部分でもあります。この記事では、中古のノートパソコンを買う前にキーボードのどこを見ればいいのか、効かないキーが出たときに何ができるのか、外付けで解決する場合の選び方を順番に整理しました。
なぜ最初にキーボードを見たほうがいいのか
理由は二つあります。ひとつは、交換しにくい部品だからです。メモリやストレージは後から足したり載せ替えたりできますが、ノートパソコンのキーボードは機種ごとの専用部品で、好みの打ち心地のものに自由に替えられるわけではありません。もうひとつは、不満が毎日積み重なる場所だからです。起動が5秒遅いことには慣れますが、変換キーが押しにくい、スペースキーの端が反応しない、といった違和感は使うたびに気になります。
買う前に店頭で見る5つのポイント
1. すべてのキーがきちんと反応するか
メモ帳のような文字入力の画面を開いて、上の数字段から順に一周、全部のキーを押してみてください。そのうえで、使用頻度が高いEnter・Backspace・スペース・変換・矢印キーは、中央だけでなく端のほうを押しても入るかを確かめます。キーの端が反応しにくい個体は、打ち方によって入力が抜けます。
エムズでは仕入れの検品でキーボードまで通しで確認していますが、お客様が実際に打ってみて気になる点があれば、その場で遠慮なくお申し付けください。在庫はすべて一点限りですので、別の個体をご案内するか、状態をご説明したうえで価格でご相談するかを、その場で決められます。
2. 印字のかすれと表面のテカリ
前の使い手がよく使ったキーは、印字が薄くなったり表面が光ったりしています。E・A・Enter・スペースあたりに出やすい症状です。動作そのものに支障はありませんので、価格が抑えめな個体を選ぶ理由にもなりますが、キーを見ながら打つ方は気になることがあります。その場合は、文字が印刷されたキーボードカバーや、貼るタイプのキーシールで実用上は解決できます。
3. 配列とテンキーの有無
日本語配列(JIS)か英語配列(US)かは、必ず見ておきたい点です。英語配列は「半角/全角」キーがなく、記号の位置も違います。日本語入力そのものはできますが、切り替えの操作に慣れが必要です。
テンキーの有無は、用途で決まります。数字の入力が多い経理や在庫管理の作業なら、テンキーの付いた15.6型が快適です。持ち運ぶことが多い、机が狭いという方は、テンキーのない13〜14型のほうが本体幅が狭く、キーボードの中心が体の正面に来るので打ちやすく感じます。
4. キーピッチとストローク
キーの間隔(キーピッチ)は19mm前後が標準です。小型の機種では17mm台まで詰まっていることがあり、指の大きい方は隣のキーに触れやすくなります。沈み込みの深さ(ストローク)が浅い機種は、底を打つ感触が強く出ます。どちらも好みの問題なので、良い・悪いではありません。自分の名前やメールアドレスを実際に打ってみるのが、いちばん確実な判断方法です。
エムズの中古パソコンは、仕入れの時点でキーボードまで確認しています
エムズはもともと法人向けのOA機器販売が本業で、お客様も法人が多い会社です。そのため、会社で毎日仕事に使って耐えられないような低スペックの機種は、そもそも仕入れていません。キーボードや端子の確認を検品に入れているのも、同じ理由です。業務で使う前提の個体しか置いていない、という作り方をしています。
| 項目 | エムズの基準 |
|---|---|
| CPU | Core i5 以上のみ |
| 世代 | 第10世代以降が中心(第8世代などは格安でご提供) |
| メモリ | 8GB 以上 |
| ストレージ | SSD 256GB 以上(それ未満は取り扱いなし) |
| 検品 | 全台を起動し、キーボード・端子まで確認 |
| 在庫 | すべて一点限り |
保証は全台に1か月お付けしています。さらにパソコン代金の5%で1年保証、10%で3年保証に延長できます。たとえば5万円の機種なら、2,500円で1年、5,000円で3年です。通常のご使用の中で機器のトラブルが起きた場合は、無償で修理または交換いたします。キーボードのように毎日触って負担がかかる部分があるので、長く使う予定の方には延長をおすすめしています。
取り扱っているのはDELL・富士通・HP・Panasonic・東芝で、価格帯は44,000円から99,000円ほどです。在庫の一覧と、いま店にある機種の構成は名古屋の中古パソコン販売のページにまとめています。打ち心地まで含めて選びたい方は、気になる機種をいくつか挙げてから店頭で触り比べるのが早いです。オンラインショップでも在庫を公開しています。
キーが効かなくなったときに、まず試すこと
ほこりを落として、再起動する
特定のキーだけ入りにくいときは、キーの隙間のごみが原因であることが少なくありません。パソコンの電源を切り、本体を軽く傾けてエアダスターで隙間に風を当てます。このとき、キーを無理に外そうとしないでください。ノートパソコンのキートップは爪で留まっていて、外し方を間違えると留め具が折れ、部品交換が必要になります。
外付けキーボードをつないで切り分ける
USBの外付けキーボードをつないで、そちらでは正しく打てるかを見ます。外付けで問題なく入力できるなら、原因は本体のキーボードかその接続部分に絞られます。外付けでも同じように入らない場合は、文字入力の設定やソフト側の問題である可能性が出てきます。この切り分けだけでも、お店に相談するときの話が早くなります。
設定を一度見直す
数字が打てない場合はNumLock、記号の位置がおかしい場合は入力言語の設定(日本語配列と英語配列の取り違え)、キーを押しても反応が遅い場合はWindowsの「フィルターキー機能」が入っていないかを確認します。故障ではなく設定だった、というケースは実際にあります。
部品交換になる場合の進め方と、かかる日数
エムズでの部品交換は、お預かりではなく「二回ご来店いただいて、その場で交換する」のが通常の進め方です。まず現物を持ってきていただいて症状をうかがい、必要な部品が準備できた段階でもう一度ご来店いただき、その場で交換してお渡しします。仕事や日常で使っているパソコンを、部品が届くまでずっと預けっぱなしにしなくて済むようにしています。
日数の目安は作業によって違います。SSDやメモリの交換は、ご希望の部品の在庫があればすぐに終わります。無い場合は取り寄せで1週間程度です。ノートパソコンのキーボードは機種専用の部品になるため、メーカーや流通に在庫があるかどうかで日数が変わります。古い機種では部品自体が手に入らないこともあり、その場合は外付けキーボードで使い続けるか、買い替えるかのご相談になります。
そのほかの作業の目安もあわせて挙げておきます。OSのリカバリやウイルスの除去は、当日中に終わる場合がほとんどです。データが見えなくなってしまった場合のサルベージは、状態によって1日から2週間ほど幅があります。マザーボードの修理やチップ・コンデンサの交換も実際にお受けしていますが、詳しい診断はお預かりして技術者が行いますので、店頭でその場で原因や金額をお答えできない場合があります。10坪ほどの小さな店で、店頭は基本的にパート1名の体制のため、難しい案件はお預かりで対応しています。料金と日数の詳細はパソコン修理のページに載せています。
外付けキーボードで解決するという選び方
本体のキーボードが使いにくい、あるいは一部のキーが効かない。この二つは、外付けキーボードで実用上は解決できることが多いです。机に据え置きで使うなら、むしろ外付けのほうが打ちやすく、画面との距離も取りやすくなります。中古パソコンの予算を本体の性能に寄せて、打ち心地は外付けで整える、という組み立て方は理にかなっています。
有線か、無線か
据え置きで使うなら有線が確実です。電池切れがなく、つなげばすぐ使えます。無線は机まわりがすっきりしますが、電池交換と、まれに起きる入力の遅れを許容できるかで判断します。無線にはUSBの小さな受信機を使うタイプとBluetoothのタイプがあり、ノートパソコンのUSB端子の数が少ない場合はBluetoothが向いています。
大きさと配列
フルサイズはテンキー付きで、数字入力が多い方に向きます。テンキーレスは横幅が10cmほど短く、マウスを動かす余地が広がります。本体のキーボードと配列をそろえておくと、外付けと本体を行き来しても指が迷いません。
直すか、買い替えるかの考え方
キーボードの交換費用は機種ごとに部品代が大きく変わるため、一律の金額はご案内していません。現物を見てからのお見積りになります。判断の目安としては、部品代と工賃を足した金額が、同等以上の中古機種の価格の半分を超えてくるあたりから、買い替えも比べてみる価値が出てきます。目安として、エムズの作業料金はSSD交換修理が20,000円から、メモリ増設が8,000円から、データサルベージが10,000円(いずれも税抜)です。
買い替える場合、使っていた機種をそのまま買取に出すこともできます。査定は無料で、その場で現金でお支払いします。ただし店頭に常に現金を置いているとは限りませんので、買取をご希望のときはあらかじめご予約ください。なお、出張での買取は行っておりません。ご自宅での作業が必要な場合は出張サポートとして、名古屋市内5,000円、愛知県内10,000円(税抜)の出張費でお伺いしています。
よくあるご質問
キーボードだけ交換してもらえますか
機種専用の部品が手に入れば交換できます。まず現物をお持ちいただいて症状と型番を確認し、部品の有無と金額をお伝えしたうえで、お受けするかどうかをお決めいただく流れです。部品が用意できたらもう一度ご来店いただき、その場で交換します。
英語配列のパソコンでも日本語は打てますか
打てます。Windowsの設定で日本語入力は使えますので、文章の入力そのものに問題はありません。ただ「半角/全角」キーがないため切り替えは別のキー操作になり、記号の位置も日本語配列とは違います。普段から英語配列を使っている方以外には、日本語配列をおすすめしています。
飲み物をこぼしてしまいました
すぐに電源を切り、電源ケーブルを抜いてください。可能であればバッテリーも外し、本体を伏せて水分を抜きます。通電したまま使い続けると、キーボードだけでなく内部の基板まで傷むことがあります。乾かしてから電源を入れるのではなく、そのままの状態でご相談いただくほうが、結果的に安く済むことが多いです。なお延長保証は「通常のご使用の中で起きたトラブル」が対象ですので、水濡れや落下は対象外になります。
ご相談ください
キーボードの打ち心地は、カタログの数字では比べられません。だからこそ、実物を触って選べるお店で決めていただくのがいちばん確実です。名古屋市北区清水の店舗には中古のノートパソコンを一点限りで並べていますので、気になる機種をいくつか打ち比べてみてください。場所と行き方は店舗案内をご覧ください。
いま使っているパソコンのキーが効かない、という段階のご相談も承っています。写真やエラー画面をLINEでお送りいただければ、おおよその見当をお伝えできる場合もあります。修理するか、買い替えるか、外付けで済ませるか、使い方に合わせて一緒に考えます。
