中古パソコンとOffice、どう決めるか|買い切り・サブスク・なしの選び分け【名古屋市北区・パソコンショップエムズ】
「ワードとエクセルが使えればいいんです」——名古屋市北区清水のパソコンショップエムズで、中古パソコンをお探しのお客様からいちばん多くいただくご要望です😺 ところが「Office付きでお願いします」とだけ伺って話を進めると、あとから「思っていたものと違った」となりやすいのも、実はこの部分です。
理由ははっきりしていて、Officeには入り口が3つあり、費用のかかり方も、パソコンを買い替えたときの扱いも、それぞれまったく違うからです。しかも2026年10月13日には、まだ現役で使われている「Office 2021」のサポートが終わります。これから中古パソコン・リユースパソコンを選ぶなら、本体のスペックと同じくらい先に決めておきたいところです。ご来店前に読んでおいていただくと話が早い内容として、Officeまわりを整理してみます。
Officeには「3つの入り口」がある
まず、ここを混ぜずに分けておくと、あとの判断がぐっと楽になります。
①買い切り版(一度買えば、期限まで追加費用なし)
「Office 2024」「Office 2021」のように西暦が付いているものです。購入時に一度だけ支払い、あとは料金がかかりません。ただし永久に使えるわけではなく、製品ごとにサポート期限が決められています。そしてもうひとつ大事な点として、パソコンに最初から入っている買い切り版は、多くの場合そのパソコン1台に結び付きます(詳しくは後述します)。
年に数回しか使わない、機能は今までのままでかまわない、という方に向いています。
②サブスク版(Microsoft 365)
月ごと・年ごとに支払い続ける形です。契約している間は常に最新版が使え、パソコンを買い替えても、新しいパソコンでサインインし直せばそのまま使えます。クラウドの保存容量が付いてくるのも特徴です。
複数台で使いたい、仕事で毎日使う、数年おきにパソコンを入れ替える——こうした方は、支払いが続いても結果的に手間が少なく済みます。
③Officeを入れない
見落とされがちですが、これも立派な選択肢です。閲覧と簡単な編集だけなら、ブラウザで使える無料版や、無料の互換ソフト(LibreOfficeなど)で足りることがあります。ただし、凝ったレイアウトの書類や、関数・マクロを多用したエクセルは、開いたときに崩れることがあります。取引先とファイルをやり取りする方には、おすすめしにくい選択です。
2026年10月13日、Office 2021のサポートが終わります
マイクロソフトの案内によると、買い切り版のOffice 2021のサポートは2026年10月13日で終了します。ひとつ前のOffice 2019はすでに2025年10月14日に終了しており、これはWindows 10のサポート終了と同じ日でしたので、覚えていらっしゃる方も多いかもしれません。
「使えなくなる」のではなく「直されなくなる」
ここはよく誤解されます。サポートが終わった日に、ワードやエクセルが起動しなくなるわけではありません。終わるのは、不具合の修正とセキュリティ更新プログラムの提供です。つまり、あとから見つかった弱点が、直されないまま残り続けます。
インターネットにつないだパソコンで、メールに添付された書類を開く。この使い方をしている以上、更新が止まったソフトを使い続けるのは、鍵の壊れた扉をそのままにしておくようなものです。すぐ何かが起きるわけではありませんが、起きたときに打つ手がありません。
中古パソコンを選ぶときに効いてくる話
中古・リユースパソコンには、Office 2019や2021が入った個体がまだ流通しています。商品説明に「Office付き」とだけ書かれていると、どの版かまでは分かりません。買ってすぐサポートが切れる版だった、ということが起こり得ます。本体はまだ数年使えるのに、Officeだけ先に寿命が来る、という状態です。
ですので、商品を見るときは「Office付きかどうか」ではなく、どのOfficeが、どういう形で入っているかを確認してください。
商品ページのOffice欄は、この3点を見る
エムズのオンラインショップも含め、中古パソコンの商品ページには1台ずつOfficeの記載があります。見ていただきたいのは次の3点です。
- 版(西暦)……2024なのか、2021なのか、2019なのか。西暦が新しいほどサポート期限が先になります
- エディション……ワード・エクセルだけの構成か、パワーポイントやアウトルックまで含むか。ご用途に対して過不足がないか
- ライセンスの形……そのパソコン専用のものか、マイクロソフトアカウントに結び付くものか
3つ目が、いちばん後になって効いてきます。次に買い替えるとき、持っていけるかどうかが変わるからです。
用途から決めると、迷いません
家で年に数回——年賀状、町内会の名簿、写真の整理
買い切り版で十分なことがほとんどです。あるいはOfficeなしにしておいて、必要になったときだけ無料のブラウザ版を使う、という方もいらっしゃいます。この使い方であれば、浮いたぶんを本体のスペックに回したほうが、毎日の快適さにつながります。
毎日、仕事で使う——見積書、請求書、取引先とのやり取り
サブスク(Microsoft 365)をおすすめすることが多い層です。理由は費用ではなく、止まらないことです。取引先から届いたファイルが開けない、レイアウトが崩れて送り返される、といったやり直しのほうが、月々の差額よりずっと高く付きます。
会社で、まとめて入れ替える
リース明けや機器の入替でまとめて台数を動かす場合は、Officeの版を社内でそろえることを先に決めてください。版がばらばらだと、同じファイルでも人によって見え方が変わり、「私の画面では崩れる」という問い合わせが社内で増えます。台数がまとまると、ライセンスの買い方そのものにも選択肢が出てきますので、入替の計画段階でご相談いただくのがいちばん無駄がありません。
買い替えのときに、つまずきやすい3つのこと
1. 前のパソコンのOfficeを、そのまま移せると思っていた
パソコンに最初から入っていた買い切り版のOfficeは、そのパソコン1台のためのライセンスです。本体を手放すときは、Officeも一緒に手放すことになります。「新しいパソコンに入れ直せばいい」と思っていると、買い替えの当日に困ります。
2. サインインに使うアカウントが分からなくなっている
サブスク版も、アカウントに結び付く買い切り版も、マイクロソフトアカウントのメールアドレスとパスワードが分からないと元に戻せません。買い替えを考え始めたら、まだ古いパソコンが動くうちに確認しておいてください。ここはお店でもお調べできない部分です。
3. データは移したが、書式が変わってしまった
版が変わると、フォントの扱いや既定の設定が変わることがあります。大事な書類は、移したあとに一度開いて、印刷プレビューまで確認しておくと安心です。エムズでは、部品交換のように一度お預かりが必要な作業でも、まず現物を持ってきていただいてお話を伺い、準備ができたらもう一度ご来店いただいてその場で対応する、という進め方を基本にしています。お手元からパソコンが長く離れないようにするためです。
よくあるご質問
Q. サポートが終わったOfficeは、その日から使えなくなりますか?
いいえ、起動も編集もできます。止まるのはセキュリティ更新と不具合の修正です。ただ、使い続けるほど危険は積み上がっていきますので、次の買い替えの区切りで見直すことをおすすめします。
Q. 今のOfficeを、新しいパソコンに移せますか?
入っている形によります。パソコンに最初から入っていた買い切り版は移せません。アカウントに結び付くものは、新しいパソコンでサインインし直せば使えます。どちらなのかは、今お使いのパソコンで確認できます。
Q. Officeなしの中古パソコンを買って、あとから入れられますか?
できます。あとからサブスクを契約する方法も、買い切り版を購入する方法もあります。先に本体を決めて、Officeは後から足す、という進め方でも問題ありません。
Q. その場で決められる自信がありません
それで大丈夫です。ふだん使っている書類をひとつ思い浮かべて、「それを誰かに送るか、自分だけで見るか」だけ決めてきてください。送るならOffice、自分だけで見るなら無料のもので足りることが多い——おおよそ、ここで分かれます。
名古屋市北区の店頭で、実機を見ながら
パソコンショップエムズは、名古屋市北区清水にある10坪ほどの小さな中古パソコン屋です。在庫はすべて1点限りで、CPUはCore i5以上、メモリは8GB以上、ストレージはSSD 256GB以上のものだけを仕入れています。もともと法人のお客様が毎日仕事で使うパソコンを扱ってきましたので、会社で使って耐えられないような機種は、そもそも置いていません。価格帯はおおむね44,000円〜99,000円です。
保証は全台1か月。ご希望に応じて、パソコン代金の+5%で1年、+10%で3年まで延ばせます。通常のご使用の中で機器のトラブルが起きた場合は、無償で修理または交換いたします。
Officeをどうするかも含めて、実機を見ながらご相談ください。「この書類さえ開ければいい」という具体的なお話をいただけると、いちばん早く決まります。在庫の考え方と店舗のご案内は名古屋の中古パソコン販売のページにまとめてあります。
なお、今お使いのパソコンを手放される場合はパソコン買取も承っています。査定は無料で、その場で現金にてお支払いします。ただし常に現金をご用意できるとは限りませんので、ご来店前にご予約をお願いします。(出張買取は行っておりません)
