夏のパソコンの熱対策|熱暴走を防ぐためにできる5つのこと
毎年7月から9月にかけて、「勝手に電源が落ちる」「ファンがずっと大きな音で回っている」というご相談が増えます。ほとんどが熱によるものです。
熱を持つと何が起きるか
パソコンは高温になると、部品を守るために自動で性能を落とします。これが「急に遅くなった」の正体です。それでも下がらないと、保護のために電源が落ちます。落ちること自体は防御の仕組みなのですが、繰り返すうちに部品の寿命を確実に縮めます。とくにストレージが高温にさらされると、データの安全にも関わります。
1. 吸気口・排気口をふさがない
ノートパソコンを布団、クッション、ソファの上で使うと、底面の吸気口がふさがれます。これがいちばん多い原因です。硬く平らな場所に置いてください。スタンドで底面を浮かせると、それだけで温度が下がります。
2. ほこりを取り除く
排気口に綿ぼこりが詰まっていないか確認してください。エアダスターで外側から吹くだけでも効果があります。デスクトップは内部にほこりがたまりますので、年に1回は内部の清掃をおすすめします。ご自身での分解に不安があればお持ちください。
3. 直射日光と、締め切った部屋を避ける
窓際に置いていると、それだけで筐体の温度が上がります。また、外出中に締め切った部屋でパソコンをつけっぱなしにすると、室温そのものが高くなります。使わないときは電源を落とす、というだけでも違います。
4. 同時に動かすものを減らす
ブラウザのタブを大量に開く、動画を再生しながら重いソフトを使う。負荷が上がれば発熱も増えます。作業が重いと感じたら、使っていないアプリを閉じてください。
5. 冷却グッズは「置き方」とセットで
冷却台は効果がありますが、吸気口の位置に合っていなければ意味がありません。底面から吸うタイプなら下から風を当てる、側面吸気なら周囲に空間をつくる。お使いの機種の吸気口を一度確認してみてください。
これは危険なサインです
- 本体が触れないほど熱い
- 電源が落ちる回数が増えている
- ファンが常に最大で回り続ける
- 焦げたような臭いがする ── すぐに電源を切り、通電しないでください
とくに最後の症状が出ている場合は、使い続けないでください。この状態でデータが失われると、復旧が難しくなります。バックアップを取ってからご相談ください。
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