中古パソコンの音が気になるとき|ファンの音・カリカリ音の見分け方と、できる対処【名古屋市北区・パソコンショップエムズ】
中古パソコンを検討されている方から、「中古だと音がうるさいのでは」「前に使っていたパソコンがうなるような音を立てていたので不安」というご相談をいただくことがあります。名古屋市北区のパソコンショップエムズでも、店頭で実機を触っていただくときに、画面や見た目よりも先に「音」を気にされる方は少なくありません。
パソコンの音は、全部が故障のしるしではありません。中には「正常に冷やしている音」もあり、逆に「早めに手を打たないと中のデータまで危ない音」もあります。見分けがつけば、あわてなくてよい音と、使うのをやめて相談したほうがいい音を切り分けられます。この記事では、音の種類ごとの見方、自分でできる確認の手順、中古パソコンを選ぶときに音をどう確かめるか、修理に出した場合の日数と料金の考え方までを順番に整理します。
まず、音の種類で切り分ける
同じ「うるさい」でも、鳴っている場所が違えば意味がまったく変わります。だいたい次の5つに分けて考えると、次の一手が決まります。
| 聞こえ方 | 鳴っているもの | 急ぎ具合 |
|---|---|---|
| ブーン、ヒューンと風の音が大きくなる | 冷却ファン | 多くは正常な動作。続く場合は点検 |
| カリカリ、カタカタと規則的に鳴る | ハードディスク(HDD) | 急ぐ。データの保全が先 |
| ガリッ、カッコンと重い音が混じる | ハードディスクの異常 | すぐ使用をやめる |
| ピー、ピッピッと電子音が繰り返す | 本体の警告音(ビープ) | 起動できないことが多い。相談を |
| キーン、ジーと高い音がかすかに続く | 基板上の部品の鳴き | 動作に問題なければ様子見 |
ポイントは、風の音は「冷やしている音」、こすれるような音や引っかかる音は「壊れかけている音」という大まかな区別です。SSDだけを積んだパソコンは、そもそも中で動く部品がファンだけなので、カリカリという音は出ません。中古パソコンでカリカリ音がする場合、ハードディスクが残っている機種だと考えてよいでしょう。
ファンの音が大きいときに、まず見るところ
ファンは温度が上がると回転を上げます。つまり音が大きいのは、冷やさないといけない状態になっているという合図です。原因は大きく三つに分かれます。
1. 吸気口がふさがっている・ホコリがたまっている
ノートパソコンを布団やソファ、厚手のマウスパッドの上で使うと、底面の吸気口がふさがって一気に温度が上がります。デスクトップでも、壁や家具にぴったり寄せていると背面から出た熱い空気をまた吸い込むことになります。まずは本体の周囲を10cmほど空けて、底面と側面の穴がふさがっていないか確かめてください。これだけで静かになる例は珍しくありません。
数年使った機種は、吸気口の内側にホコリがフェルトのように張り付いていることがあります。外から見える範囲のホコリは、電源を切った状態でブラシやエアダスターで軽く払えますが、内部までたまっている場合は分解が必要かどうかを状態を見てからのご案内になります。無理にこじ開けると、プラスチックのツメが折れて元に戻らなくなるので、迷ったらパソコン修理のご相談としてお持ちください。
2. 裏で重い処理が動いている
WindowsのUpdate、ウイルス対策ソフトの全体スキャン、クラウドストレージの同期、動画サイトの再生などは、それぞれ単体でもファンが回ります。Ctrl+Shift+Escでタスクマネージャーを開き、CPU使用率の高い順に並べ替えてみてください。見覚えのない名前が上位を占めていなければ、処理が終われば静かになります。買ったばかり、あるいは久しぶりに電源を入れたパソコンは、更新作業がまとめて走るため数十分うなり続けることがあります。これは故障ではありません。
3. ファンそのものや、熱の伝わり方が弱っている
軸が摩耗したファンは、回転するたびにカラカラ、ジャラジャラという金属的な音が混じります。また、CPUとヒートシンクの間に塗られているグリスが乾くと、熱がうまく逃げず、負荷をかけていないのにファンが全開になります。この二つは部品交換や塗り直しで直る種類の故障です。エムズでは基板レベルの修理も行っていますが、どこまで手を入れる必要があるかは、お預かりして技術者が中を見てからのご案内になります。店頭でその場に技術者がいない時間帯は、即答できないことがあります。
カリカリ音・警告音は、音より先にデータを守る
ハードディスクのカリカリ音が目立ってきた、ときどきガリッと引っかかる音がする、という場合は、音を静かにすることを考える前に、中のデータを別の場所へ移すのが先です。ハードディスクは円盤を回して磁気で読み書きしているため、傷みはじめてからも「読める時間」が残っていることが多く、その時間のうちに写真や書類を外付けディスクへ退避できれば、最悪の事態は避けられます。
逆に、音が気になるからといって何度も電源を入れ直したり、そのまま使い続けたりすると、読めていた部分まで読めなくなります。異音が出ているパソコンは、電源を落として動かさないのがいちばん安全です。エムズではデータサルベージ(データの取り出し)を10,000円(税抜)からお受けしていますが、作業にかかる日数は状態によって1日から2週間と幅があります。症状が軽いうちに持ち込んでいただいたほうが、結果も日数も良くなります。
起動せずにピッピッという電子音が繰り返される場合は、メモリや基板まわりの異常を本体が知らせている状態です。鳴り方のパターンでメーカーが原因を示していることもありますが、鳴っている回数を覚えてお持ちいただけると診断が早くなります。電源が入らない・画面が出ないという症状と合わせて、修理のページで日数の目安をご覧いただけます。
持ち込む前に、自分でできる確認の手順
次の5つを順番に見ていただくと、相談のときに状況が伝わりやすく、こちらも原因を絞りやすくなります。
- 置き場所を変えてみる。机の硬い面の上に置き、周囲を10cm空けて、同じ作業をしたときに音が変わるか見ます。
- 吸気口と排気口を見る。ノートは底面と側面、デスクトップは前面と背面。ホコリの付き方を確認します。
- タスクマネージャーでCPU使用率を見る。何も操作していないのに高い場合は、裏で動いているものが原因です。
- 音が出るタイミングを書き留める。起動直後だけ/ずっと/特定のソフトを開いたときだけ、で原因が変わります。
- 音の種類を言葉にしてみる。風の音か、こすれる音か、電子音か。これだけで切り分けの半分は済みます。
どうしても判断がつかないときは、お使いの場所でそのまま見せていただく方法もあります。名古屋市内5,000円、愛知県内10,000円(いずれも税抜)の出張サポートで、設置環境ごと確認できます。配線や置き場所が原因の場合は、現場で見るほうが早く片付きます。
中古パソコンを買うとき、音はどう確かめるか
店頭で実機に触れる場合、音の確認は5分あればできます。電源を入れた直後の数十秒と、少し使ったあとの2回に分けて聞くのがコツです。起動直後はファンが一度大きく回ってから落ち着くのが普通なので、その「落ち着くかどうか」を見ます。
- 電源投入の直後 ── 一度大きく回ってから静かになるか
- デスクトップが出て1〜2分 ── 無音に近いところまで下がるか
- ブラウザや表計算ソフトを開いたとき ── 風の音が増えるだけか、別の音が混じらないか
- 本体に手を当てて ── 振動がカタカタと不規則に伝わってこないか
エムズでは名古屋市北区の店舗で、仕入れた中古パソコンを全台起動し、キーボードや端子まで動作を確認してからお出ししています。そのときに大きな異音が出る機種は店頭に並びません。ただし、SSDやドライブの専用の書き込みテストは行っていません。以前からこの方針で、そのかわりに仕入れの入口で機種を絞っています。
| 項目 | エムズの仕入れ基準 |
|---|---|
| CPU | Core i5 以上のみ |
| 世代 | 第10世代以降が中心(第8世代などは格安でご提供) |
| メモリ | 8GB 以上 |
| ストレージ | SSD 256GB 以上のみ |
| 在庫 | すべて1点限り(価格帯 44,000〜99,000円) |
この基準には理由があります。エムズはもともと法人向けOA機器の販売が本業で、会社で毎日使われる前提の機種しか仕入れていません。取扱メーカーはDELL・富士通・HP・Panasonicなどを中心にしています。また、ストレージがSSDのみの機種は構造上カリカリ音が出ないため、「ハードディスクの異音が心配」という不安はそもそも当てはまりません。
保証は全台1か月で、パソコン代金の+5%で1年、+10%で3年に延ばせます(5万円の機種なら+2,500円で1年、+5,000円で3年)。通常のご使用の中で機器のトラブルが起きた場合は、無償で修理または交換いたします。買ったあとに音が気になりはじめたときも、この範囲でご相談いただけます。在庫はオンラインショップでご覧いただけますが、1点限りのため、気になる機種は早めにご連絡ください。
修理に出す場合の日数と料金の考え方
音が原因で部品を交換することになった場合、エムズではいきなりお預かりせず、まず現物を持ってきていただいてお話をうかがう形をとっています。必要な部品が決まったら、そろった時点でもう一度ご来店いただき、その場で交換します。仕事や日常で使っているパソコンを、部品待ちのあいだ預けっぱなしにしなくて済むためです。
| 内容 | 日数の目安 |
|---|---|
| SSD・メモリの交換 | 希望の部品の在庫があればすぐ。なければ取り寄せで1週間程度 |
| データサルベージ | 1日〜2週間 |
| 基板(マザーボード)修理 | メーカー在庫によるが、早くて1週間程度 |
| OSリカバリ・ウイルス除去 | 当日中に終わる場合がほとんど |
料金は、SSD交換修理が20,000円から、メモリ増設が8,000円から、データサルベージが10,000円(いずれも税抜)です。お預かりする場合は前受金5,000円をいただきます。分解して中を見る必要があるかどうかは、状態によって変わるため、店頭で見てからのご案内になります。金額が先に決まっていない作業を勝手に進めることはありません。
よくあるご質問
ファンの音が大きいだけで、動作に問題はありません。放っておいてよいですか
使えているなら急ぎではありませんが、音が大きいのは熱がこもっているしるしです。熱は部品の寿命を縮めるので、置き場所と吸気口の確認だけは先にしておくことをおすすめします。
中古パソコンは、新品より音が大きいものですか
一概には言えません。音の大きさは使用年数よりも、機種の冷却設計と、ホコリのたまり具合、使っている場所の温度で決まります。薄型の機種は新品でも高い音が出やすく、法人向けのデスクトップは年数が経っていても静かなことがあります。
異音がするパソコンでも買取してもらえますか
状態によります。査定は無料ですので、まずは見せてください。ただしその場で現金でのお支払いになるため、現金を常に置いているとは限りません。ご予約をお願いします。なお出張買取は行っておりません。
音の原因を電話で教えてもらえますか
鳴り方だけでおおよその見当はつきますが、確定はできません。詳しい診断はお預かりして技術者が行うため、店頭で即答できない場合もあります。店内は10坪ほどの街の中古パソコン屋で、基本はスタッフ1名での対応です。込み合っているときはお待たせすることがありますのでご了承ください。
まとめ
パソコンの音は、風の音なら冷やしている合図、こすれる音や電子音なら知らせている合図です。風の音なら置き場所と吸気口、裏で動いている処理を順に確認すれば落ち着くことが多く、こすれる音ならデータを守ることを先にして、電源を落として相談するのが正解です。中古パソコンを選ぶときは、起動直後と使ったあとの2回に分けて音を聞いてみてください。中古パソコンの状態をどこで見るかも合わせてご覧いただくと、店頭での確認がより具体的になります。
